ハーレーのエンジンの歴史の中で代名詞がオーバーヘッドバルブ

ハーレーのエンジンの歴史の中で代名詞がオーバーヘッドバルブ

ハーレーのエンジンの歴史の中で、ハーレーの代名詞と言えるのが、空冷、V型ツイン、そして、オーバーヘッドバルブです。オーバーヘッドバルブはOHVと略されます。

ハーレー社では、1929年にサイドバルブ方式のエンジンを開発、販売していましたが、モアパワー、高速化の要求により、1936年に、オーバーヘッドバルブ方式を採用したエンジンを開発しました。

そのエンジンは、皆からナックルヘッドの愛称を与えられて、その造形の美しさは、ハーレーのエンジンの歴史の中でも、1、2位を争うエンジンとされています。

それから、ずっとハーレー社はオーバーヘッドバルブのエンジンの製造を続けてきました。ライバル達の登場に合わせて、ツインカム化(DOHCではありません)、インジェクション化と、パワーと、信頼性を向上させてきました。

2001年に、DOHCエンジンが登場すると、その高性能化に驚くと共に、多くの人々が、ハーレー社のOHVエンジンの魅力を再確認しました。