ハーレーのエンジンの歴史はトマトの空き缶から始まった

ハーレーのエンジンの歴史はトマトの空き缶から始まった

ハーレーダビッドソンは今では世界的に有名な企業です。そして、ハーレーと言われれば誰もがV型2気筒かつ大排気量のクルーザータイプのバイクを思い浮かべると考えます。

しかし、ハーレーダビッドソンは最初からV型2気筒かつ大排気量のバイクを作っていたわけではありません。

これらハーレーダビッドソンのエンジンの歴史を紐解いていくと最初のバイクは何と単気筒で排気量が409ccでしかも、材料にはトマトの空き缶を使用するといった手作り感満載のバイクでした。

ちなみにこのトマトの空き缶はエンジンのキャブレータとして使用されました。これが1903年、ウィスコンシン州ミルウォーキーでの出来事でした。

その後、改良を重ねていき1909年にはハーレーダビッドソンのエンジンの歴史において重要になってくるV型2気筒エンジンが開発されます。ここでハーレーの代名詞的存在がようやく誕生します。

ちなみに、このV型2気筒エンジンが使われたバイクの排気量は810ccとなっており、トマトの空き缶が使われた最初のバイクから実に倍近くも排気量が上がっていることが分かります。