ハーレーのエンジンの歴史とボードトラックレースの関わりとは

ハーレーのエンジンの歴史とボードトラックレースの関わりとは

ハーレーとは、ウィスコンシン州ミルウォーキー市に本部を置くアメリカ合衆国のオートバイ製造会社の事であり、今やバイク好きだけでなく、そうでもない人でもハーレーと聞くとバイクを連想する程に有名です。そんなハーレーが製造するバイクの特徴と言えば、独特な外観と、何と言っても大排気量エンジンが生み出すパワフルさです。

そんなハーレーのパワフルなエンジンの歴史に大きく関わる事になったのが、20世紀初頭にアメリカ各地で行われていたというボードトラックレースです。現在のハーレーのイメージは、レースとはかけ離れていますが、その当時はマシン性能をアピールする場として、ボードトラックレースは最適でした。しかも名前の通り板張りのコースを、ブレーキもサスペンションもないバイクで走行し、競い合うという過酷なモノでした。だからこそ他社のマシンを圧倒するためにパワフルなエンジンが開発され、大いに活躍したのです。そしてその力強さこそがハーレーの売りとなり、それ以降のエンジンの歴史を見ても、エンジンのパワフルさを追求し続けています。