憧れの名車ハーレーのフラットヘッドエンジンの歴史

憧れの名車ハーレーのフラットヘッドエンジンの歴史

ライダーにとって誰でもいつかは乗りたいと思うような名車の一つにハーレーがあります。

ハーレーダビットソンは、今から約100年以上前に誕生し、キングオブモーターサイクルとして現代までモーターサイクル業界を牽引してきました。なんといってもこのバイクの魅力は、迫力のある独特のエンジン音と振動感です。これが最大の魅力であり、特徴でもあります。

長い歴史を持つハーレーですので、エンジンの歴史は語り尽くせない所もあります。1930年から74年までのメインとなるエンジンは、フラットエンジンで、フラットヘッドと呼ばれる構造が特徴です。シリンダーヘッドを外すと通常とは異なる、バルブとピストンがフラットな状態で並んでいることから、フラットヘッドと呼ばれています。ハーレーのエンジンの歴史のかなでもこれだけ長い期間採用されてきたエンジンはありません。

構造がシンプルで、パーツの数が少ないことからメンテナンスの知識と工具があれば誰でもメンテナンス出来たのです。また、信頼やメンテナンスがしやすい事から、軍用や警察車輌などにも使用されていました。