1903年にハーレーとそのエンジンの歴史がスタート

1903年にハーレーとそのエンジンの歴史がスタート

キング・オブ・モーターサイクルと言われるハーレーダビッドソンが誕生したのは1903年のことでした。

アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキーの片田舎で、1903年に4人の若者が作った一台のバイクから全ての歴史は始まったのです。

ハーレーダビットソンの歴史はバイクエンジンの歴史と言っても過言ではないのですが、排気量409ccでわずか3馬力の単気筒エンジンがハーレーダビッドソン第1号に搭載されたエンジンでした。

自転車にエンジンをつけただけのものでしたが、キャブレターにトマトの空き缶を使用するなど、まさに手つくりバイクからハーレーダビッドソンとそのエンジンの歴史が始まったのです。

そして、1907年にはハーレーダビットソンの代名詞でもVツインエンジンが誕生します。そして改良を重ね、1909年についに量産販売がスタートします。

量産バイクには「5D」と名づけられた7.2馬力を発生する排気量810ccエンジンが搭載されます。このバイクこそ、ハーレーダビットソンの原型と言っても良いでしょう。